こんにちは。
前回の続きで、ストーマのお話です。
私は知らなかったのですが、伯母のように重篤な消化器疾患などで、腸や尿管が損なわれ、腹部などに排泄のための開口部を造った人のことをオストメイトというそうです。
オストメイトの平均年齢は70歳前後だとか。伯母はもっと若いですが、様々なケースでオストメイトになるようです。例えば癌などの他、交通事故とか。
さて、ネットでストーマについて、いろいろ調べていたところ、まるで育児書のようなかわいらしいデザインの本を見つけました。
Amazon Kindle出版
『トマちゃんといっしょ! ストーマケア奮闘記』(著)みやもと まみ
(内容紹介より)
「こんな姿になってまで生きていたくない・・・」
緊急手術で「ストーマ」という医療処置を受けたまみさん。腸の一部を切除し、人工排泄口(ストーマ)とともに生きることになった彼女が、どのようにして生きる意味を見出していくのか。最初は自分の姿に苦悩しながらも、ストーマを「トマちゃん」と名付け、愛情をこめて接することで、まみさんに生きる力がよみがえります。ストーマを持つオストメイトたちはもちろん、生きる意味に悩むすべての人に届けたい、実話に基づく感動のエッセイ!
.......................................................................................................
つらい状況のはずなのに、文章のテンポが良く、独特のユーモアを交えて語られるため、一気読みしてしまいました。心理士との対話や、フランクルの名言が出てくる場面などは、なかなか深いなあ・・・(語彙が足りずにスミマセン)と思ったり。
ストーマを知らない人にも読みやすく、生きることを考えさせられるエッセイでした♡