みなさんは通称バジカクという、競走馬の生産や育成などをしている馬の学校をご存知でしょうか。
正式名称は株式会社 馬事学院と言い、乗用馬や馬術競技馬などの世話等も含めて、馬の専門学校として有名です。
さて、このバジガクが、去年、セリで買い手がない馬たちをクラウドファンディングで購入しました。購入された馬たちは、学生たちや支援者の人たちによって世話をされ、競走馬としてデビューを目指しています。
これはとても良い試みではないでしょうか。通常、セリで買い手がつかなかった馬が、競走馬になることはないと思います。でも育成の仕方によっては、すばらしい馬に成長する・・・
それが証明されたのが、先日の6月7日です。
バジカクの学生たちが丁寧に育てた馬が、大井競馬4Rでデビューしたのです。
デビューを果たしたバジガクモミジ号は、313kgという比較的小柄な馬で、これは過去最少の体重によるデビューだそうです。
小さい身体のバジカクモミジ号、これからどんどん頑張ってほしいですね。