この度、2017年8月28日より、日本国内で初めて、不動産賃貸業務に特化した電子申込顧客管理ツールが、リリースされました。
名称は「キマRoom! Sign」 と言います。
このツールの開発と提供は株式会社セイルボートですが、この企業は広島県広島市に本社を構え、主に不動産賃貸業務を行っています。
「キマRoom! Sign」は現在特許出願中ということで、具体的には賃貸マンションなどを借りたい時に、タブレットに手書き入力をすることで、賃貸物件の申し込みが可能になります。
これまでも賃貸物件情報の電子化は行われてきましたが、管理会社と仲介会社という複雑な契約システムのために、なかなか良いものが実用化されませんでした。
さらに、宅地建物取引業法では、契約の完全電子化は禁止されています。
そこで「キマRoom! Sign」では、賃貸入居申込業務を行う際に、管理会社と仲介会社の間でFAXや紙面を使って行われていたことを、タブレットに入力することで簡便にしました。
これで賃貸契約がこれまでよりも、ずっとスムーズになることでしょう。